雇用形態は、契約社員の他にも複数の種類があります。契約社員以外に代表的なのが、正社員・派遣社員・パート・アルバイトなど。これらの雇用形態の違いをしっかり理解していると、転職活動の際にも役に立ちます。ライフスタイルに変化があり雇用形態を変える必要性が出てきたときにも、判断をしやすくなるでしょう。パート・アルバイトは、キャリアに重きを置くよりもプライベートを優先したい方に向いています。Wワークや家庭との両立にも向いている、非正規雇用の働き方です。
正社員は、企業の直接雇用で無期雇用という大きな特徴があります。それぞれの雇用形態ごとにメリット・デメリットがあり、正社員の場合のメリットは給与が安定する点、福利厚生が充実している点、期間限定の雇用ではないため安定性がある点などさまざまなことが挙げられます。複数の雇用形態の中でも、社会的信用度が最も高い雇用形態です。ローンの審査なども通りやすく、生涯にわたり安定した道を歩める働き方といえます。
派遣社員は企業との直接雇用ではなく、派遣会社に登録したのちに派遣先に出向いて働く雇用形態です。契約社員やパート社員と同じく有期雇用という特徴があります。正社員と比較した場合に時間的余裕を感じられるのは派遣社員であり、残業や転勤などの対象からは外れることが多いです。また、派遣社員の有期雇用の期間は、契約社員と同様に最長3年と決められています。雇用期間の満期が終了するとまた他の派遣先で働くことになるため、さまざまな職場で経験を積めます。